2010年8月5日木曜日

It ends there when giving it up.

僕には毎週日曜日に楽しみにしているTV番組があります。

その番組は夢を追いかけて世界へ羽ばたき、
一生懸命に海外で活動する息子や娘、
時には教え子を番組スタッフが取材し、
日本で生活をする両親や恩師に、
近況や、これまでの過程・成長、心境の変化、
一緒に暮らしたり近くにいた時には解らなかった、言えなかった、
そんな想いを伝え、
最後に両親や恩師からメッセージや贈り物を届ける。
と、いった番組で、
僕は毎回、感動と元気をもらっています。


今回の主人公はアメリカに渡った
18歳の日本人女性オートレーサー。
夢の舞台アメリカへ両親兄弟を含めた家族全員で移住し、
一家一丸となって夢を追いかける彼女に、
日本で活動していた時代の恩師が
メッセージを届けるという回でした。

全力でアメリカで夢に邁進する彼女と家族、
日々、節約と研鑽の毎日、
そんな彼女と家族が必死の努力で出場したレース当日、

本番直前のマシントラブル、
不安に駆られる彼女、動揺し、必死でそれを抑える彼女、
そんな彼女に伝えられた恩師からの手紙


[人は追いつめられた時、諦めかけた時に
如何に頑張れるかが、その人間の強さだ]



正直初めて聞いたフレーズではありません。
でも、何故かすごく深く思いがめぐってきて脳裏に残りました。
この言葉を聞いた時に僕が一番最初に思い浮かんだシーン。

それは1994年のジョージ・フォアマンと
WBA・IBF世界王者のマイケル・モーラー(26)との1戦でした。

戦前の圧倒的不利の予想を覆して10ラウンドKO勝ちし、
王座を奪ったフォアマン。

(movie)http://www.youtube.com/watch?v=hZggAsDrMKI

この時、フォアマンは実に45歳Σ(゚Д゚;エーッ!
異例の史上最年長チャンピオンでした。

1970年代、ヘビー級黄金期を
カシアス・クレイ(モハメド・アリ)、ジョー・フレージャーと、
共に築き上げたフォアマン・:,(゚д゚○≒(`д´#)

1974年のモハメド・アリとのザイールの首都で行われた

“キンシャサの奇跡”

(movie↓)
http://www.youtube.com/watch?v=kANNhbDt-fQ&feature=related


この世界タイトルマッチでまさかの敗北を喫し、
王座から転落、77年に引退したフォアマン。

引退後、宣教師をしていた彼は1987年、
青少年更生施設の建設資金捻出の為、現役復帰を決意します。

10年という途方もないブランクと、ピークをとうに過ぎた肉体。
それを取り戻す、少しでも戦える体に近づける為に行われる
過酷なトレーニング・・・。

正直、彼ほどのビッグネームなら
別に現役復帰しなくても簡単に取材やCM、
その他の活動で建設費なんて稼ぐことは
出来たのかもしれません。

しかし、フォアマンは青少年達に更生する為の
頑張りを諦めさせない為に、
自らが体を張って実践し、たゆまない努力と
絶対にあきらめないという使命・熱意をもって

“キンシャサの奇跡”から20年後

マイケル・モーラーを破り、
奇跡、まさに奇跡の王座復活を果たしました。





日本にも1人、同じくらい衝撃的な
言葉を聞かせてくれたアスリートがいました。

ワールドカップに燃えた日本、
その代表選考から落ちた時に
キングカズこと三浦知良(43)が

[次のブラジルを目指します!!]

と、いった1言。
感動しました。



自分の将来に不安を抱いたり、
走っている方向性に悩んだり、
いつまでこんな状態が続くのか、想いに届く日が来るのか、
そんな不安を抱いて楽な方に向かいたくなる時に、
ふいに、


[ここで頑張れるかどうかを試されてる]


そう感じる時があります。




安西先生!!




お酒を飲みたいです!!!!
(現在、禁酒中)

。・゚・(゚`д´゚)・゚・。 ウワァ~ンww




少し恥ずかしくなったのでこの辺で・・・・・(ノε`*)ノ

gremz[ソーラーカー]

1 件のコメント:

エグディ さんのコメント...

真的高興!謝謝!