2010年10月29日金曜日

天空都市[GREEN FLOAT]計画.

「ひとつの植物のような都市がつくれないだろうか」

そんな多くの技術者達の想いから生まれた新環境都市モデル、

[GREEN FLOAT]

「最も太陽の恵みが多く、最も台風の影響が少ない」という、
赤道直下の持つ地域ポテンシャルに注目し、

[TRY2025]

のスローガンのもと、
この大きな試みにチャレンジを表明したのは
日本が世界に誇る建設会社[清水建設]

同社は2010年5月10日、
スーパー連携大学院協議会と野村證券と提携を結び、
赤道直下の太平洋上に浮かぶ環境アイランドの建設に必要な
各種技術の研究開発を推進することを発表した。

2025年に、CO2を吸収し続ける植物のような都市の実現を目指す。
そのとてつもなく壮大な計画の概要は下記の通り。

中央タワーの高さ1,000m、全幅3,000mの
巨大な都市グリーンフロートは大きく3つのゾーンに分かれている。

1つ目はタワーの頂上から広がる省エネ型コンパクトシティゾーン。

赤道直下の地上700~1,000mのエリア、
そこは、強風も無く、気温が一年中約26~28℃と一定に保たれ、
心地よく穏やかに日々を過ごすことのできる空と緑を感じる真の天空都市。

2つ目は大自然とテクノロジーが融合した未来型ビジネスを展開する、
新産業インキュベートオフィスと植物工場ゾーン(1万人が働く業務スペース)

3つ目は常夏のビーチが広がり、内海には、たくさんの魚や貝が住む
まさに楽園ともいうべき低層居住者ゾーン(1万人が居住予定)。

この人工島最大の特徴は居住人口の増加に伴って、
まるで水上に広がる睡蓮のように成長する都市ユニットを
いくつも増殖させることができる点にあります。
太陽と大洋の恵みをうけ、海の幸と山の幸を育むことで
食糧自給率100%を可能にする都市。

廃棄物をエネルギーに変換し、再資源化できる都市。

環境に負荷をかけることなく、自立していける環境新時代のモデル都市。

そんな世界初(大規模計画として)の偉大な挑戦に心から敬意を表します。



gremz[GREEN FLOAT]

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